新ダイワの発電機を徹底比較|他社との違いとモデルの選び方を解説
新ダイワ発電機を検討中で、他社との違いやどのモデルを選べばいいか迷っていませんか?
この記事では新ダイワ発電機をホンダ・ヤマハ・工進・イーノウと徹底比較し、用途別のおすすめモデルも紹介します。
記事を読むことで自分の現場に合った新ダイワ発電機の選び方が身につきます。
新ダイワ(やまびこ)とはどんなメーカー?
新ダイワ(shindaiwa)はチェーンソーや刈払機で知られるやまびこグループの発電機ブランドです。やまびこグループの傘下で農業・建設現場に強い国産プロブランドとして長年の実績を持ちます。
農業・建設・林業の現場で使われる動力機械を幅広く手がけるやまびこグループの技術が、発電機にも活かされています。
農機具の扱いに慣れたプロが多く選ぶブランドで、建設現場や農業法人での導入実績が豊富にあります。
家庭用途より業務用途での信頼性を重視する現場向けのブランドといえます。デンヨーやホンダとともに、プロの現場で名前が挙がる国産ブランドの1つです。
新ダイワの発電機ラインナップ

新ダイワの発電機ラインナップと選び方は以下のとおりです。
- インバーター発電機(IEGシリーズ)の特徴
- 燃料別(ガス・ディーゼル)のバリエーション
- 失敗しない「出力(kVA)」の選び方
インバーター発電機(IEGシリーズ)の特徴
IEGシリーズはパソコンや精密機器にも安心して使える正弦波の良質な電気を供給できるインバーター発電機です。
エコ発電機能で負荷に応じてエンジン回転数を自動調整するため、低燃費・低騒音での長時間稼働が可能です。主なラインナップは以下のとおりです。
- IEG900M-Y2(0.9kVA):12.7kgの超軽量モデル。レジャー・防災・小規模農作業に
- IEG1600M-Y(1.6kVA):20kg。持ち運びやすさと出力のバランスが良い主力モデル
- IEG2501(2.5kVA):29.5kgで最大17.6時間稼働。農作業・防災に高く評価
燃料別(ガス・ディーゼル)のバリエーション
新ダイワはガソリンエンジン以外にも、カセットガスやLPガス、軽油(ディーゼル)を燃料とするモデルを揃えています。使用環境や燃料の備蓄しやすさに合わせて最適な動力を選べるのがプロブランドならではの強みです。
ガスモデルは燃料の劣化が少なく防災備蓄に向き、ディーゼルモデルは燃料コストの低さと圧倒的な耐久性で大規模な建設現場に向いています。それぞれの特徴は以下のとおりです。
- ガスエンジン:長期保管でも燃料が腐らず、非常用電源に最適
- ディーゼルエンジン:パワーが必要な土木現場や長時間駆動に強い
失敗しない「出力(kVA)」の選び方
発電機選びの最大のポイントは、使いたい機器の消費電力に合った「出力」を選ぶことです。無理に小型機を選んで過負荷(オーバーロード)で停止させる失敗を防ぐために、余裕を持った出力を選んでください。
特にモーターを使う機器は起動時に大きな電力が必要になります。出力選びの目安は以下のとおりです。
| クラス | 主な用途 | 起動電力の目安 |
|---|---|---|
| 0.9kVA | パソコン、照明、小規模農作業 | 消費電力の1倍〜 |
| 1.6〜1.8kVA | 水中ポンプ、電動工具、エアコン | 消費電力の3倍〜 |
| 2.5〜2.8kVA | 業務用冷蔵庫、大型コンプレッサー | 消費電力の5倍〜 |
モーターを使う機器(水中ポンプや冷蔵庫など)は起動時に消費電力の最大5倍の「起動電力」が必要になります。発電機を選ぶ際は、使いたい機器の起動電力の合計を上回る出力のモデルを選ぶようにしてください。
新ダイワと他社の発電機を比較!

新ダイワ発電機の他社との比較結果を以下の順番で紹介します。
- 新ダイワ vs ホンダ
- 新ダイワ vs ヤマハ
- 新ダイワ vs 工進
- 新ダイワ vs イーノウ
新ダイワ vs ホンダ
新ダイワとホンダを比較すると、価格はホンダが安い一方で連続運転時間は新ダイワが上回ります。ホンダより高価だが連続運転時間が長く給油回数を減らせるモデルがあるのが新ダイワの強みです。
| 項目 | Honda EU9i | 新ダイワ IEG900M-Y2 |
|---|---|---|
| 本体重量 | 13.0kg | 12.7kg |
| 燃料タンク容量 | 2.1L | 2.5L |
| 連続運転時間 | 約7.1〜3.2時間 | 約11.9〜4.1時間 |
| 騒音レベル | LWA 78〜86dB | LwA 86dB / 48.5〜60.5dB(A) |
| 価格目安 | 152,790円(税込) | 202,400円(税込) |
| 項目 | Honda EU18i | 新ダイワ IEG1800M-Y |
|---|---|---|
| 本体重量 | 21.1kg | 25kg |
| 燃料タンク容量 | 3.6L | 4.7L |
| 連続運転時間 | 約7.5〜3.0時間 | 約10.5〜4.2時間 |
| 騒音レベル | LWA 81〜90dB | LwA 92dB / 57〜65dB(A) |
| 価格目安 | 248,490円(税込) | 343,200円(税込) |
| 項目 | Honda EU24i(車輪あり) | 新ダイワ IEG2501 |
|---|---|---|
| 本体重量 | 55.9kg | 29.5kg |
| 燃料タンク容量 | 12.7L | 11.8L |
| 連続運転時間 | 約22.3〜8.5時間 | 約17.6〜7.3時間 |
| 騒音レベル | LWA 82〜90dB | LwA 93dB / 63〜71dB(A) |
| 価格目安 | 316,580円(税込) | 347,600円(税込) |
0.9kVAと1.8kVAクラスでは新ダイワがホンダを大きく上回る連続運転時間を実現しています。価格はほぼ同水準で、軽量さと長時間稼働を重視するなら新ダイワが有利です。
新ダイワ vs ヤマハ
新ダイワとヤマハを比較すると、スペックがほぼ一致するモデルがあります。ヤマハとほぼ同スペックながら価格が5〜10万円高く設定されているモデルがあるのが新ダイワの特徴です。
| 項目 | ヤマハ EF900iS | 新ダイワ IEG900M-Y2 |
|---|---|---|
| 本体重量 | 12.7kg | 12.7kg |
| 燃料タンク容量 | 2.5L | 2.5L |
| 連続運転時間 | 約11.9〜4.1時間 | 約11.9〜4.1時間 |
| 騒音レベル | LwA 86dB / 48.5〜60.5dB(A) | LwA 86dB / 48.5〜60.5dB(A) |
| 価格目安 | 147,400円(税込) | 202,400円(税込) |
| 項目 | ヤマハ EF1800iS | 新ダイワ IEG1800M-Y |
|---|---|---|
| 本体重量 | 25kg | 25kg |
| 燃料タンク容量 | 4.7L | 4.7L |
| 連続運転時間 | 10.5〜4.2時間 | 約10.5〜4.2時間 |
| 騒音レベル | LwA 92dB / 57〜65dB(A) | LwA 92dB / 57〜65dB(A) |
| 価格目安 | 242,000円(税込) | 343,200円(税込) |
| 項目 | ヤマハ EF2500i | 新ダイワ IEG2501 |
|---|---|---|
| 本体重量 | 29kg | 29.5kg |
| 燃料タンク容量 | 9.0L | 11.8L |
| 連続運転時間 | 約13.2〜6.1時間 | 約17.6〜7.3時間 |
| 騒音レベル | LwA 94dB / 65〜68dB(A) | LwA 93dB / 63〜71dB(A) |
| 価格目安 | 233,970円(税込) | 347,600円(税込) |
0.9kVAと1.8kVAクラスではスペックが完全に一致していますが、価格は新ダイワが5〜10万円高くなっています。0.9kVAと1.8kVAクラスで迷うなら、価格の安いヤマハを選ぶのが合理的です。
新ダイワ vs 工進
新ダイワと工進を比較すると、工進は価格の手頃さが際立ちます。工進より高価格だが連続運転時間と耐久性で優位に立つモデルが揃っているのが新ダイワです。
| 項目 | KOSHIN GV-9i | 新ダイワ IEG900M-Y2 |
|---|---|---|
| 本体重量 | 14kg | 12.7kg |
| 燃料タンク容量 | 2.6L | 2.5L |
| 連続運転時間 | 7.9〜3.7時間 | 約11.9〜4.1時間 |
| 騒音レベル | 61〜67dB(A) | 48.5〜60.5dB(A) |
| 価格目安 | オープン価格 | 202,400円(税込) |
| 項目 | KOSHIN GV-16SE | 新ダイワ IEG1800M-Y |
|---|---|---|
| 本体重量 | 18.0kg | 25kg |
| 燃料タンク容量 | 3.4L | 4.7L |
| 連続運転時間 | 8.0〜3.1時間 | 約10.5〜4.2時間 |
| 騒音レベル | 62.7〜68.0dB(A) | 57〜65dB(A) |
| 価格目安 | オープン価格 | 343,200円(税込) |
| 項目 | KOSHIN GV-28iF | 新ダイワ IEG2501 |
|---|---|---|
| 本体重量 | 28.0kg | 29.5kg |
| 燃料タンク容量 | 9.3L | 11.8L |
| 連続運転時間 | 16.1〜5.7時間 | 約17.6〜7.3時間 |
| 騒音レベル | 64.0〜72.0dB(A) | 63〜71dB(A) |
| 価格目安 | オープン価格 | 347,600円(税込) |
全クラスで新ダイワは工進より連続運転時間が長く、騒音レベルも低い傾向があります。工進はオープン価格のため実勢価格次第ですが、新ダイワより安く購入できるケースが多いです。
コスパ重視なら工進、プロ仕様の品質とサポートを重視するなら新ダイワという選び方になります。
新ダイワ vs イーノウ
新ダイワとイーノウは価格差が最も大きい組み合わせです。価格はイーノウの3〜4倍だがプロ品質の耐久性とサポートが違うのが新ダイワです。
| 項目 | 新ダイワ IEG900M-Y2 | EENOUR GS900i-B |
|---|---|---|
| 燃料 | 無鉛ガソリン | カセットガス |
| 本体重量 | 12.7kg | 約9.4kg |
| 連続運転時間 | 約11.9〜4.1時間 | 約1.5〜0.7時間 |
| 騒音レベル | 48.5〜60.5dB(A) | 約58〜87dB |
| 価格目安 | 202,400円(税込) | セール時49,900円 |
| 項目 | 新ダイワ IEG1800M-Y | EENOUR DK1800iSDF |
|---|---|---|
| 燃料 | 無鉛ガソリン / 4.7L | LPガス or ガソリン / 4L |
| 本体重量 | 25kg | 約18kg |
| 連続運転時間 | 約10.5〜4.2時間 | 約8〜4時間(ガソリン時) |
| 騒音レベル | 57〜65dB(A) | 約59dB(1/4負荷) |
| 価格目安 | 343,200円(税込) | セール時79,900円 |
| 項目 | 新ダイワ IEG2501 | EENOUR DK2500iS |
|---|---|---|
| 燃料 | 無鉛ガソリン / 11.8L | 無鉛ガソリン / 4.0L |
| 本体重量 | 29.5kg | 約21kg |
| 連続運転時間 | 約17.6〜7.3時間 | 約6.5〜3時間 |
| 騒音レベル | 63〜71dB(A) | 約59dB(1/4負荷) |
| 価格目安 | 347,600円(税込) | セール時79,900円 |
イーノウはカセットガス対応やハイブリッド燃料など使い勝手の良い機能を持ちながら低価格で、災害備蓄や家庭用途向きです。
新ダイワは連続運転時間で圧倒的に優位で、農業・建設のプロが毎日使い続ける用途に向いています。
こんな人には新ダイワがおすすめ
新ダイワ発電機は、長時間稼働・超低騒音・全国サポートの3つを同時に求めるなら新ダイワがおすすめです。
新ダイワが向いている人の特徴は以下のとおりです。
- 農業・林業・建設の現場で毎日長時間使い続けたい
- 給油回数を減らして作業効率を上げたい
- 近隣や環境への配慮が必要な場所で低騒音で使いたい
- やまびこサービスショップでのアフターサポートを受けたい
- 5年保証(ホームユーザー)の安心感を重視したい
コストを抑えたい場合はヤマハや工進が現実的な選択肢になりますが、長期使用とサポート体制を重視するなら新ダイワは投資に見合うブランドです。
新ダイワのおすすめ発電機3選

新ダイワから選ぶなら以下の3モデルがおすすめです。
- IEG900M-Y2(0.9kVA・超低騒音ポータブルモデル)
- IEG1800M-Y(1.8kVA・主力長時間稼働モデル)
- IEG2800M(2.8kVA・高出力現場対応モデル)
IEG900M-Y2(0.9kVA・超低騒音ポータブルモデル)
IEG900M-Y2は超低騒音設計と12kg台の軽量ボディを備えた新ダイワの最小クラスモデルです。0.9kVAながら連続運転11.9時間を実現した長時間稼働モデルです。
農地や山林での補助電源、防災備蓄、キャンプなど用途を選ばない汎用性の高さが魅力です。
1回の給油で半日以上稼働できるため、農作業の途中で給油のために手を止める手間が省けます。軽量なので一人でも車のトランクに積み込めて、現場を移動しながら使いたい方にも向いています。
IEG1800M-Y(1.8kVA・主力長時間稼働モデル)
IEG1800M-Yは農業・建設の現場で最も出番が多い1.8kVAクラスの主力機です。タンク4.7Lで連続10.5時間の農作業を給油なしでこなせるのが最大の強みです。
朝から夕方まで動力噴霧器や電動工具を動かし続ける農業の現場で、給油の手間を最小限に抑えながら作業に集中できます。
同クラスのホンダEU18iが最大7.5時間なのに対して、IEG1800M-Yは最大10.5時間と3時間以上長く稼働できます。農業の繁忙期に長時間の連続稼働が必要な場面では、この差が現場の作業効率に直結します。
IEG2800M(2.8kVA・高出力現場対応モデル)
IEG2800Mは電動工具と照明を同時稼働できる2.8kVAの高出力モデルです。2.8kVAの大出力で電動工具や照明機器を同時稼働できる現場の主力機として評価されています。
農業法人や建設業者など、複数の電動機器を同時に動かす必要がある現場での使用に向いています。
「老舗メーカーの堅牢性で長期使用も安心」という口コミのとおり、業務用途での耐久性が強みです。2011年式の中古機でも現役稼働しているという実績からも、長く使い続けられる品質が伝わります。
まとめ

新ダイワ発電機は他社より価格が高めですが、やまびこグループの強固なサポート体制と長時間稼働できる耐久性が農業・建設のプロに選ばれる理由です。用途と予算に合わせて3つのモデルから選んでみてください。
- ヤマハとOEM関係のため0.9〜1.8kVAはほぼ同スペックだが価格は高め
- 全クラスでホンダ・工進より連続運転時間が長い
- 全国のやまびこサービスショップで修理・アフターサポートが受けられる
- 長時間稼働と超低騒音を農業・建設の現場で求めるなら有力な選択肢
長期使用とサポート体制を重視するなら、新ダイワは投資に見合う1台になります。




